まずは描いてみよう⑦

由木ヨシキの活動記録

前回のではお題を決めて描いていきました。

今回は、女の子を描いていきます。

「え?女の子?」そう思った方、今回は申し訳ありませんが、僕は女子高生をメインで描いているので今回は女の子を描いていきます、もとい解説していきます。

女の子を描くと言いましたが、今回は自分の描きたい物を描くと言った内容です。

ですので、僕が解説できるのがこのジャンルということなので、全く参考にならないということもあるので予めご了承ください。

では、早速描いていきましょう。

描きたい物を明確にする

以前の記事でも述べましたが、自分が何を描きたいのか、何を描かなくてはいけないのか明確にすることが非常に大切です。

これは、一枚のイラストを描く上で方向性を定めまとまったイラストにするために必要なことなのです。

自分はコレを描きたいっ!という気持ちを大切に描いていきます。

今回僕は、女の子を描くわけですが、僕は自分のオリジナルキャラクターがいるので、その子のイラストを描きたいので描きます。

今回の記事では、僕が普段どのように描いているのかできるだけ詳しく紹介させていただきます。

環境

使用ソフト:CLIP STUDIO PAINT PRO

PC:iMac

タブレット:wacom Cintiq16

下書き

僕の描いているオリジナルキャラクターの後輩ちゃんシリーズは、僕がこんな高校生活を送りたかったな、という願望を詰め込んだものになっているのでキモいかもしれません。

そんな僕の願望盛り盛りのイラストを解説していきます。

僕がどんなイラストが描きたいのかわかるかと思います。

まずは、僕の願望であるシチュエーションを決めます。

これまでに描いていない僕がこんな高校生活を送りたかった!!というシチュエーションを決めるわけです。

今回は、後輩ちゃんと朝一緒に学校に登校したい!という願望を描いていくことにします。

学校に登校すると言っても様々なシチュエーション、シーンがあります。

そんな中僕は、通学途中にふと後輩ちゃんが現れて挨拶してくるというシチュエーションを描くことにしました。

ラフ

こちらがラフになります。

この記事を描いているのが冬なので、季節を合わせ、挨拶しているポーズにしました。

そして、このポーズには寒いのに手袋してないですアピールも含ませています。

遠回しに手を握ってほしいというのを描きたかったのです。

しかし、冬なのでカートやマフラーと言ったアイテムも欲しいなと思ったので、今回はマフラーにしてみました。

マフラーだけしていたりコート だけというのは結構ありがちなのでそこまでの違和感はないと思います(個人的意見)

背景

冬の朝を描きたかったので、朝焼けか青っぽい風景にしてみました。

右の画像が青のグラデーションをキャンバス全体にかけ、白色でエアブラシやにじみ縁水彩などを使い塗りました。その後、滲ませたり、ガウスぼかしをかけました。

そして、左画像はその上から、玉ボケブラシや、濃い水彩を筆圧を変化させながら描きました。

そして、飛び出してきたところにしたかったので、柱らしきものを描き、縁を発光レイヤーで塗り、ガウスぼかしをかけました。

全てあわせたものがこちらになります。

しかし、これだけでは雰囲気が出ないので、キャラクターの上、またはキャンバス全体に効果を付けます。

発光レイヤーなどで玉ボケや光を入れ雰囲気を出しました。

プロの方の「それっぽく」というやつです。シチュエーションをイメージしたり、描きたいものの画像を見て描いていきます。

僕も最初は、「絶対ムリ」「描けっこないw」と思っていました。

しかし、数を描き、見て、考察を何度も何度も続けるとなんとなく分かってきます(個人差あり)。以前の記事でも述べましたが、よく見ることは大切なので何度も繰り返しましょう!

とまぁ、そんなこと言われても困るという方がほとんどだと思います。

僕もそう思います。

では、このイラストを描いた上でどこに注意したか、工夫したかなどを述べていきます。

まず、googleなどで、「冬 風景」と検索してみてください。

画像を見てみると、様々な画像があります。これだけ資料がありますからよく見ていきましょう。

今回のイラストは冬ですが、検索した画像を見て冬にはどのような色使いがいいのか、どんな天候か、などよく見て思ったことを書き出しましょう。

例えば。

  • 季節:冬
  • 色:白、青、水色、黄色、オレンジ
  • 天候、現象:雪、吹雪、ダイヤモンドダスト(細氷)

このようにいくつかピックアップできます。

今回のイラストでは、ダイヤモンドダストを採用しています。

よく晴れた朝に発生する現象なので僕もイメージにぴったり合います。

このように、シチュエーションによって何を描くのかをしっかり決めていきます。

そして、完成したものがコチラです。

玉ボケそ入れたり、ダイヤモンドダストを表現しました。

玉ボケは専用ブラシや水彩ツール、ダイヤモンドダストはサブツールの効果の血痕を粒子サイズを小さくして表現しました。

また、全体の彩度を整えるためにキャンバス全体に薄い青色を塗り、不透明度を5%にしています。

こうすることで背景とキャラが馴染みます。

また、逆光っぽくしたかったので、キャラの縁をレイヤーでクリッピングして発光レイヤーで塗っています。

というわけで今回は僕が描いたい物を解説しました。

今回は描く上で注意していることなどがメインとなりましたが、僕がイラストを描き続けてきて大切だと思ったことなので述べさせていただきました。

今回も最後までご閲覧ありがとうございました。

ではまた、次回。

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