ファンアートを描く理由②〜想像力アップ〜

由木ヨシキの活動記録

前回は画力アップについて述べましたが、今回はファンアートを描く理由の2つ目を述べていきます。

想像力アップ

そもそも想像力がなければ、モノを生み出すことはできません。

前回の投稿の画力アップで最初に述べた分析や解釈をすることは想像することに近い行為だと僕は考えます。

それよりも皆さんは想像って言葉で説明できますか?またどんなことを思い浮かべますか?

僕は日々様々な想像をします。例えば、僕は会社に早く出勤して休憩室で読書をします。読書と言ってもライトノベルや小説しか読まないのですが……..

そんなライトノベルや小説を読んでいる時どんなことを想像するのか。

このキャラクターの行動などんな動機なのか、どのような心境なのか、どのようなプロセスを踏んでいるのかなどを想像しながら読みます。

また、作者がどんな気持ちで書いたのか、どういう意図を伝えたかったのかということも考えます。

国語のテストでありませんでしたか?「作者の気持ちを答えなさい」みたいな問題が。

この問題って想像力をアップするのに大切だと僕は思っています。

その理由は国語のテストである文章を読み自分なりに分析し、解釈して考えるのです。

これって想像力そのままだと思いせんか?

つまり、分析や解釈をします。が、ぶっちゃけ考えることが必要なのです。

考えるってことは自分の知識や経験を持って判断したり結論を導き出すことです。分析や解釈をすることによって考えることで、想像力を鍛えることができると僕は思っています。

端的に言うと考えて描く。

何も考えず描くということは、想像しないということは空っぽな何かしか描けません。

描くときに常に思考を巡らせて描きましょう。構図、シチュエーション、イメージ、色味、絵柄、デザインどれも考えます。例として下のイラストを解説します。

このイラストにはタイトルがあり「言葉の海に溺れる」というタイトルの作品です。

このイラストを描く上でどんなことを考えたか、その工程。

今回の例

1、頭の中にあった、なんとなくの描きたいイメージをタイトルという言葉にしてみる。

2、タイトルからどんな構図にするか、どんな構図なら僕のイメージが伝わるのか、キャラクターはどんなポーズにするか、バストアップで描くか、背景は描くか描かないか、描くならどういう風に描くか。など

3、 2を踏まえ描き起こす

4、 3で描いたモノを分析したり客観的に見たりして修正する

5、下書き、線画、塗り、仕上げ

このような工程になります。

常に考えながらどうしたら意図を伝えられるか、キャラを可愛く魅せられるかなど細部まで思考を巡らせ完成させるのです。

そうすることでイラストの情報量は爆発的に増えます。

情報量が多いとゴチャっとしたイラストになってしまう場合もあります。

しかし、それも考えて描くことが大切なのです。

繰り返しますが、イラストを描くうえで常に考えて描きましょう。

考えて想像することで新しい発見があるかもしれません。その発見が日々蓄積されていけばそれはあなたの強い武器になるでしょう。武器があることで強い敵(難しい技術や描きやすい方法)を倒せます。(解決できる)

ということで今回は想像力アップについて僕の意見を述べました。

参考になった方がいらっしゃいましたら幸いです。

僕もまだまだ足りないことが多いので多くの知識を身に付けトライしていきましょう。今回もご閲覧いただきありがとうございました。

ではまた次回。

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