前回の記事では、キャラクターの描き方を大まかに述べました。今回は、イラストを描くことに置いて僕がやっていることを述べていきたいと思います。
TTP(徹底的にパクる)
なんか悪いイメージを持ってしまうかもしれませんが、以前記事でも述べた学ぶことは真似ることに由来するということに近い内容になります。
自分が目指している絵柄や描き方を一つの目標とし、それに向けて絵柄や描き方を変えていきます。
当たり前のことをいっているかもしれませんが、僕は絶望的に難しいと思っています。
なぜなら、自分と目標にしている絵柄だったりは描いている人間が違うわけですから完全に真似るのは困難を極めます。
それも踏まえ、TTP(徹底的にパクる)をしましょう。
目標を決める
まずは、描きたい絵柄を設定しましょう。
自分がどんなイラストを描きたいのか、何を描きたいのか、それを決め、それを達成するにはどんな絵柄がいいのか、適切なのか考え、目標を決めましょう。
また、好きなイラストレーターを目標にするのもいいかもしれません。
僕の場合、「可愛い、魅力的な女の子を描く」という設定を決め、それを達成するにはどんな絵柄が良いか、描きたいかを考え、目標のイラストレーター(絵柄)を決めました。
僕が目指しているのは、森倉円さんです。
彼女のイラストを初めて見たのは、中学卒業を目前としていた時でした。
家にネット環境が整い、いわゆるネットサーフィンをしていた時にイラストを検索して見ていたのですが、その時ふと目に入った女の子のイラストに目を奪われました。
それ以降、僕はイラストを描く時に彼女のような魅力的な女の子が描きたいと思いながら描いてきました。
当たり前ですが、ただ描いていても全く成長はしません。
なので、目標とする絵柄、イラストレーターのイラストをよく分析、研究します。
なぜ、そのイラストが魅力的なのか、記憶に残るのか、我らユーザーが楽しめるのかよく考えます。
そうして、目標としている絵柄などを研究し、構図、配置、色彩、明度、ファイルサイズ、キャンバスが縦か横か、筆遣い、などなど、よーく分析しましょう。
分析したら、わかったことを書き出し、即行動しましょう!
分析結果を元に描いてみる
紙に鉛筆でもソフトを立ち上げてもなんでもいいです。
とりあえず分析結果を元にイラストを描いてみましょう。
描いてみてどうでしょうか?
以前のイラストと比べて変わりましたか?
おそらく良くなっているはずです。
良く分析し、理解することで、自分に足りないものや発想を得ることができるので、いつも以上に描けていると思います。
これを何回も、何日も続けることで、徐々に絵柄を変えていきます
僕もこれを続けており、わずかですが、徐々に目指している絵柄に近づいてきました。
これは変化があるまでかなりの時間を要します。
結果は簡単に出ませんので、コツコツ積み上げていきましょう。
日々、継続することで分析力もアップし、見る力を鍛えることもできます。
イラストの表現方法や、色使い、構図、などが良くわかるようになります。
わかるようになり、自分の中で理解し、インプットしたことをアウトプットする訓練を重ねることで知識と技術が身につきます。
最初の頃の悩み(現在進行形)
イラストの分析といってもわからないことが多いですよね。
僕もそうでした。そして現在進行形でわからないことだらけです。
これ、「なんのツール使ってるんだろ」、「これ、何ペン?水彩のブラシ?」、「合成モードなんや?乗算?」などなど挙げたらキリがありません。
僕の場合、デジタルイラストを描いているので、アナログとは勝手が違いすぎて、クリスタ(ペイントソフト)でどんな機能があるのかほとんど把握できていません。
おそらく10%も機能を使えてないと思います。
ですが、それはそれだけ可能性があるということでもあるので、どんどん勉強していきましょう。
自分でいろいろ調べたりして、試行錯誤していきましょう。
今回はこの辺で失礼したいと思います。
この「まずは描いてみよう」のシリーズの記事は今後も更新していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
今回もご閲覧ありがとうございました。
ではまた次回。
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